アスリートからのコメント

アシュトン・イートン(陸上・十種競技)

オリンピックのメダルは、この世に存在する物の中で人々に最も切望されるものの一つです。人々は長きにわたり、しばしば悶え苦しみながら、これを手にするために懸命に努力します。多くのアスリートにとって、オリンピックのメダルを追求することは人生そのものであり、またそれぞれの人生のストーリーがアスリート同士を奮い立たせ、結束させもします。

そして今、東京2020メダルプロジェクトによって、アスリートが感動のストーリーを伝えるだけでなく、一つ一つのメダルそのものにストーリーが生まれるのです!このプロジェクトの一番素晴らしいところは、国民のみなさんがメダルのストーリーの一部になる機会を得られ、持続可能な未来についての認識を高め、そしてユニークな貢献をすることができることです。誰もが「オリンピックの旅」に参加できるチャンスがあるということは、非常にエキサイティングなことです。

首にかけられたメダルの重みは、いつでもずっしりと感じるものです。東京2020大会のメダリストは、金、銀、銅といった金属の重さだけではなく、国ひとつ分の重みを感じることになるでしょう。本当に素晴らしいプロジェクトです。私も引退生活を終わらせ、また選手として参加したいとさえ思います。

私はいつでも、何か今までとは違うことをする人たち、ポジティブな方向へ針を動かす人たちのファンです。私は東京2020のファンです。

池崎 大輔(ウィルチェアーラグビー)

パラアスリートはパラリンピックの頂点を目指し、また、メダル獲得に向けての日々を過ごしています。僕らのメダルは、たくさんの人の支えや応援と自分以外の思いと共に戦って獲得できたメダルだと思っています。だからこそ価値があり想い思いのこもった特別な価値のある物です。応援してくれた方々へメダルの報告をして、首にかけた時の笑顔や、普及活動でメダルを目にした子供達の喜ぶ姿を見た時は、メダルを取ったという実感がわきます。
そして、メダルは夢や希望とパラスポーツの未来に繋がるものです。
今回のプロジェクトによってメダルが完成すれば、今まで以上に思いが入ったものになると思います。2020東京オリンピック・パラリンピックのメダルは日本国民みんなで作り上げるという素晴らしい取り組みだと思いますし、メダルを目指す為のモチベーションにも繋がります。

内村 航平(体操)

今では便利にスマートフォンやパソコンを使っていますが、進歩する度に使えなくなって廃棄するだけではもったいないと思います。体操の技術も昔からの選手たちの取り組みがあって今につながっています。
今回の取り組みは、これまで利用してきた価値や思いをメダルに込めるわけですし、将来に大切なメッセージを伝えるプロジェクトになると思います。

松田 丈志(水泳)

メダルをもらう瞬間は、長い時間をかけて作り上げてきた「技術」「体力」そして「思い」が形になる瞬間です。さらにそれを見て自分の事の様に喜んでくれる人々や、メダルを触って喜ぶ子供達の笑顔にふれるたびに、頑張って良かったと思えるものです。
モノが溢れている現代で、都市鉱山を国民から集め、アスリートの努力の結晶とも言えるメダルを作成することは、オリンピック・パラリンピック開催国として、環境への配慮、国民の積極的な参加を促す意味でも大変良い形だと思います。
誰もが一度は手に触れてみたいと思うメダルを、このような形で作成することは、国民の環境への意識を高めていく取り組みにも繋がり、その意識は東京2020大会後も残っていくと思います。