大学連携'17イベント 出張講座プログラムSpecial 「学生が考えるアスリート飯(めし)」開催レポート

公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(東京2020組織委員会)は、7月8日(土)、大学連携'17イベント 出張講座プログラムSpecial「学生が考えるアスリート飯(めし)」を開催いたしました。
出張講座プログラムは、東京2020大会の運営・計画やオリンピック・パラリンピックの基礎知識について、より多くの連携大学の皆さんに学んでいただくため、2015年度より実施しています。

今回は、この出張講座プログラムの特別企画として、主に栄養やスポーツに関して学ぶ学生の皆さんと、日本におけるトップアスリートのトレーニング施設「味の素ナショナルトレーニングセンター」にて、施設見学やグループワークを行いました。

概要

日時:2017年7月8日(土) 13:00~16:45
場所:味の素ナショナルトレーニングセンター大研修室(東京都北区西が丘3-15-1)
主催:公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会
協力:公益財団法人日本オリンピック委員会
参加者:70名(学生、教員)
参加大学:
青山学院大学、大阪市立大学、鹿児島純心女子大学、神奈川県立保健福祉大学、鎌倉女子大学、甲南女子大学、昭和女子大学、昭和大学、女子栄養大学、女子栄養大学短期大学部、仙台大学、中央大学、桐蔭横浜大学、東京医療保健大学、東京家政大学、東洋大学、新潟医療福祉大学、文教大学、宮城学院女子大学、山口県立大学、山梨学院大学(五十音順)
協力(パートナー):味の素株式会社

プログラム

「選手村」をイメージしよう!「味の素ナショナルトレーニングセンター」見学ツアー

まずは、会場である「味の素ナショナルトレーニングセンター」内の見学ツアーに出かけました。
普段はなかなか見ることのできない「栄養管理食堂サクラダイニング」や、柔道、卓球、バレーボールの各トレーニング施設などを見学し、トップアスリートへの栄養指導の現場や国際基準のトレーニング環境を体感しました。

特別講義「東京2020大会の飲食について」

東京2020組織委員会 大会準備運営第一局大会計画部部長 澤崎 道男

東京2020組織委員会として、東京2020大会時には、選手村や各競技会場において、選手や観客、スタッフやメディアなどへ食事を提供することを紹介しました。特に、リオデジャネイロ大会における選手村のメインダイニングの広さや、ピーク時には30分に1万食の食事を提供する必要があることには、驚きの声があがりました。
また、提供メニューについて、世界中からの参加者に対し、栄養面、安全衛生だけでなく、宗教的な配慮や、ドーピングコントロールへの影響も配慮するなど、様々な対応が必要となることを説明しました。
東京2020大会に向けて、「過去の大会における課題を解決しながら、選手にリラックスしてもらえる食事を提供したい。」と話しました。

特別講義「アスリートのスポーツ栄養について」

味の素ナショナルトレーニングセンター栄養管理食堂サクラダイニング 管理栄養士 井上真理子氏

サクラダイニングでは、的確な栄養サポートをするために、さまざまな工夫を行っていることが紹介されました。小学生から大人まで、競技も年齢も異なるさまざまなトップアスリートが利用することを踏まえたメニューカードや栄養管理システムの実践、アスリートとのコミュニケーション方法などについて、お話いただきました。
スポーツ栄養士の仕事とは、「的確な栄養管理によるアスリートのサポートだけではなく、選手と信頼関係を持ち、食事を通してリラックスしてもらうことが大切である」と話しました。
講義後には、「減量中の選手へのアドバイス方法」や「ジュニアアスリートへの指導法」、「食事の好き嫌いに対するフォロー」など、たくさんの質問で盛り上がりました。

グループワーク&プレゼンテーション「学生が考えるアスリート飯(めし)」

競技・性別・体重を条件に、3つのアスリートモデルをつくり、それぞれのアスリートモデルに対して、どのような栄養指導を行うべきか、グループワーク&プレゼンテーションを行いました。

参加した学生の皆さんは、事前課題として、アスリートモデルと講座当日のサクラダイニングのメニューをもとに、さまざまなケースに対し、「どのような理由で、どのようなメニューを提案するべきか」について、準備をしてきました。

まずは、発表された6つのグループに分かれ、グループワークを開始しました。自分の考えをグループの仲間に伝え、他の連携大学とも積極的に意見交流をし、グループの意見をまとめていきました。

続いてプレゼンテーションが行われました。栄養士の立場として論理的・科学的に栄養素を積算したグループ、発表テーマに対して仮説を設定しメニュー作りを行ったグループ、栄養士としてではなく、アスリート目線でメニューを提案したグループ、アスリートと栄養士の掛け合いで内容をわかりやすく表現したグループなど、どのグループも個性的な、大変充実したプレゼンテーションとなりました。

この講座をきっかけに、学生の皆さんが東京2020大会にさまざまな形で参加いただけること、栄養サポートの現場やアスリートを支える環境で活躍することに期待します!

(ファイルをダウンロード)大学連携'17イベント 出張講座プログラムSpecial 「学生が考えるアスリート飯(めし)」(ポスター)(PDF:1.8 MB)

見学の様子 見学の様子2 グループワークの様子1 グループワークの様子2 プレゼンの様子 集合写真