ボランティア経験者インタビュー vol.02

リオ2016大会ボランティア ソランジュ・ブエノさん

ブラジル サンパウロからボランティア活動に参加したソランジュ・ブエノ(Solange Bueno)さん。自国での開催だからこそ感じたやりがいや、次の開催国である日本への期待、メッセージを語っていただきました。

普段はどんなお仕事をされていますか?

サンパウロで弁護士と体育教師、2つの仕事をしています。弁護士としての専門はスポーツ法で、スポーツに関する様々な案件やドーピング問題を担当しています。今回は1ヶ月の休暇を取ってリオに滞在しているんですよ。

ボランティアでの活動内容を教えてください。

大会期間中は、ジャーナリストやフォトグラファーが取材、編集の拠点としている「メインプレスセンター」で彼らのサポートをしています。ネット環境、食事、会場など、リオで活動するために必要な、あらゆる問い合わせに応える窓口での活動です。また、撮影機材を預かったり、忘れ物の管理をしたりすることもあります。私たちのサポートで、忙しい彼らの助けになるのであれば、とても嬉しいですね。

ボランティアについて語るソランジュ・ブエノさん

なぜボランティアをしたいと思ったのですか?

子供の頃に、テレビで見たオリンピック・パラリンピックの開会式がきっかけです。いろんな国の人たちが一堂に介して、平和の祭典に参加している映像を見てとても感動しました。国籍は関係なくアスリート同士が集まり、交流している様子が、本当にすばらしいと思います。子供の頃から、そういう想いがあって、スポーツボランティアをやってみたいなと考えていました。
また私自身、若い頃に陸上競技の選手でしたし、コーチをしていた時もあるんです。そういった経験もあって、大会期間中の選手が、競技に集中し、ストレス無くベストを尽くせるよう、些細な事でも良いので何かサポートをしたい、という思いもありました。
それから、もう1つ!今回は、自国での開催。ここでのボランティア経験は、今後のボランティア活動に活かせる良いきっかけだと考えています。ぜひ東京2020大会にもボランティアとして参加したいです!

ボランティアについて語るソランジュ・ブエノさん

大変だったことや、やりがいは何ですか?

まず一つ目に嬉しかったことは、大会のために訪れている皆さんが、ブラジルをすばらしい場所だと褒めてくれたこと。二つ目にボランティアを通じて世界中の友達ができたことです。話しているうちに仲良くなって、連絡先を交換することもありました。そして、三つ目は人の助けになっていることを実感できること。これは最大のやりがいを感じます。どんなに些細なことでも誰かの助けになっていると感じられると、ボランティアに参加して良かったと思いますね。

ボランティアをするために、何か勉強してきたことはありますか?

語学を勉強しました。ブラジルではポルトガル語が母国語で、普段の生活の中では外国語は必要なく、話す機会がないので、ボランティアに参加したことはとても良い機会になりました。

東京2020大会を心待ちにしている日本の皆さんへメッセージをお願いします!

日本では、世界大会を含む多くのスポーツイベントを開催した経験があり、スポーツ界にとってとても重要な国です。それに独自の文化もすばらしいですよね。東京2020大会時には、今までにない新しいオリンピック・パラリンピックになると期待しています。世界中の人が集まって、たくさんの喜びや出会いを生み出すイベントを開催することを誇りに思ってほしいです。
また、オリンピック・パラリンピックは子どもたちにとって、スポーツを始めたり好きになったりする良いきっかけになります。ぜひ、多くの子どもたちに興味を持ってもらえるようなムーブメントを起こしてほしい。そして、東京だけでなく日本が一体となって、東京2020大会を盛り上げてほしいです。