ボランティア経験者インタビュー vol.04

東京マラソン2017ボランティア 中川真悠子さん、千葉奈津美さん

ボランティア経験者インタビューVol.03~05は、東京マラソン2017でボランティア活動をされた方達へのインタビューです。第2弾となる今回は、友達同士でボランティアに参加した中川真悠子さんと千葉奈津美さん。お2人がボランティアに対して抱いている印象や想いについて教えていただきました。

今回参加した東京マラソン2017ボランティアの活動内容を教えてください。

フィニッシュ地点でランナーに手荷物を渡す担当をしていました。

お2人がボランティアをはじめたきっかけは何ですか?

中川さん:私は高校生のときバレーボール部に所属していました。大学入学後もバレーボールを続けたかったのですが、通学に時間がかかることもあり部活に所属するのは難しいと思って断念していました。でも、やっぱりスポーツには興味があるし、別の形で何かできないかと考えている時に、都の広報紙で東京マラソンのボランティア募集を知り応募しました。東京マラソンにボランティアとして参加するのは3回目なのですが、2回目の時に千葉さんを誘いました。

千葉さん: この大会のボランティアに参加する前に、私も過去に1度、スポーツ大会のボランティア経験がありました。だけど、その時は自分が役に立っているのかどうか実感できなくて、ボランティアってどういうものかよくわからなかったんです。当時、大学の同級生だった中川さんに誘ってもらった時は、「一緒に活動できるならいいかな」と気軽に参加することを決めました。

ボランティア活動を行う中川真悠子さん、千葉奈津美さん
ボランティア活動を行う中川真悠子さん、千葉奈津美さん

©東京マラソン財団

お2人が継続的にボランティア活動へ参加する理由を教えてください。

中川さん:最初にボランティアに参加した時、経験者の方が「ボランティアってお金じゃないよね」っておっしゃっていたんです。それを聞いた当初は、その人の真意がわからなくて・・・。だけど何回か経験をしてみて、その意味がわかった気がします。例えば、今回で言うと、ランナーの皆さんは日々目標に向かって練習をしていて、その集大成がこの大会ですよね。この目標を達成する瞬間に立ち会うことができ、そしてお手伝いもできることは貴重な経験だと思うんです。私は今まで、家族や友達など周りの人に支えられて生きてきたから、微力でも誰かを支える側の立場になってみたいという想いで活動を続けています。

千葉さん:ボランティアって「自発的」って意味ですよね。私は本来面倒くさがりなので、なかなか自発的に動くことがない方なのですが、ボランティアに参加してみて良い経験になったと感じています。大学の友達と遊びに行ったり、食事に行ったりすることはもちろん楽しいけれど、「自発的に、誰かのためになる活動へ友達と参加する」というのも素敵なんじゃないかと思って活動しています。

ボランティアについて語る中川真悠子さん、千葉奈津美さん
ボランティアについて語る中川真悠子さん、千葉奈津美さん

ボランティアを経験してみて、ボランティアに対する印象の変化はありましたか?

中川さん:参加する前は、自分の役割をただきちんと果たせばよいと考えていました。でも、ボランティアを経験した今は、どう行動するとより良くなるか、周りの人とうまく連携がとれるかを自分で考えながら活動することに意味があるなと感じています。そしてこれは、私生活でも同じことが言えると思います。ボランティア活動を通して得た気づきによって、ものの見方、行動の仕方が変わったように感じています。

千葉さん:ボランティアって、「してあげる」「与える」ものだと思っていました。だけど実際には、ボランティア活動に関わったことによって、その分野における興味の幅が広がったり、何か次もやってみようという気持ちになったりと、自分自身に得られるものが多かったです。

ボランティア活動の魅力を教えてください。

中川さん:自分の経験に基づいて言うと、色んな意味で世界が広がると思います。ボランティア活動だけでなく、そこでの出会いによって、自分の価値観・視野など今までとは違うなと感じています。

千葉さん:私は人が好きなので、色んな人と関われるということが何よりの魅力だと思います。ボランティアを通して、仲良くなった人もいるんですよ。前回同じポジションで活動をしていた人と、今回も一緒に応募しようという話をしていました。今年は、たまたま都合がつかなくなって一緒にできなかったのですが、当日ボランティア活動をしている私達の所へ来てくれて、激励の言葉をもらいました。とても嬉しかったです。

東京2020大会へ期待することを教えていただけますか?

中川さん:私は、茶道を習っていたことがあり、昔からある日本文化って美しいなと感じていました。東京で開催する大会だからこそ、そのような日本文化の良さも含め、大会全体が「日本らしさ」を感じられるものになると、海外の方にも楽しんでいただけるのではないかと思います。

千葉さん:私は、安全第一で開催されることが一番だと思います!東京に訪れた人たちが安全な環境下で大会を楽しめることが、何よりのおもてなしですよね。東京2020大会をきっかけに、そういう面でも日本の良さが海外の方々に伝わるといいなと思います。

本インタビューは、東京マラソン財団にご協力いただき実施しました。