「ゴミ拾いは、スポーツだ!」東京2020スポGOMI大会を開催!

公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(東京2020組織委員会)は、「世界環境デー」(1) である本日(2017年6月5日)に「世界環境デー 東京2020スポGOMI大会」を開催しました。「スポGOMI」とは、チームで力を合せ、制限時間内に、定められたエリア内でゴミを拾い、その質と量をポイントで競い合う、最も地球にやさしいスポーツです。東京2020大会は、環境分野において持続可能性に配慮した大会を目指しており、今回のイベントでは、参加者の皆さんにスポーツを通して、環境に対する意識を持ってもらうことを目的に実施しました。

イベントには、大使館職員、「持続可能性スポンサーネットワーク」(2) に参加しているTOPパートナー(THE OLYMPIC PARTNER)および東京2020スポンサー各社、東京都、東京2020組織委員会職員が参加しました。
またスペシャルゲストとして、オリンピアンである荒井広宙選手(リオ2016大会銅メダリスト 競歩)、谷井孝行選手(アテネ2004大会、北京2008大会、ロンドン2012大会、リオ2016大会 競歩)、森岡紘一朗選手(北京2008大会、ロンドン2012大会、リオ2016大会 競歩)とパラリンピアンの上原大祐氏(トリノ2006大会、バンクーバー2010大会銀メダリスト アイススレッジホッケー)にも参加していただき、荒井選手には選手宣誓を行っていただきました。 各チームには、ゲーム開始前に作戦会議をたてる時間が与えられ、決められたエリアの中でゴミの多そうな地域を予想したり、チーム内の役割分担を決めたりした後、ゲームスタートの合図である「ゴミ拾いはスポーツだ!」の掛け声と共に、東京の街へゴミ拾いに繰り出しました。
太陽が照りつける中、参加者は60分の制限時間の中で、タバコの吸殻、缶、ペットボトル、ダンボールなど、あらゆるものを分別しながら拾い集め、最終的には約75キロの総量のゴミを集ました。参加者からは、「仲間と楽しみながら、社会貢献ができて嬉しい」、「自分が思っていたよりも街中にゴミが少なく、東京の街は綺麗だと実感した」などの声が聞かれ、このイベントをきっかけに、環境への意識が芽生えている様子がうかがえました。

スペシャルゲストの皆さんのコメントをご紹介します。

荒井広宙選手
今日東京の街に出て、改めてゴミが少ないことに気づき、非常に驚きました。2020年に向けて、さらに綺麗な街づくりができるように取り組めれば良いと思います。そして、海外の方々に東京がすばらしい街だと実感してほしいです。東京オリンピック・パラリンピックに向けて、私自身も大会を盛り上げていけるように努めますので、今後もよろしくお願いします!

谷井孝行選手
ゴミ拾いにスポーツとして参加し、とても楽しむことができました。楽しみながら街を綺麗にできるこのイベントは、2020年に向けた良い取り組みだと思います。3年後の東京2020大会では、競歩チームはメダルを目指しますので、今まで以上に大会へ注目していただき、皆さんの応援をいただきたいです。

森岡紘一朗選手
このイベントに参加して初めて、世界環境デーを知りました。海外へ遠征に行っても、ゴミがない街はありません。東京を綺麗な街として継続できるように、落ちているゴミを拾うということはもちろんですが、ゴミを出さないという意識を持っていきたいと思います。

上原大祐氏
私たちのチームは皆さんと少し違う観点でゲームに参加したと思います。車椅子のメンバーがチームにいたので、街の中にある段差や道幅の狭い場所など、車椅子ユーザーにとって不便な場所があるということに気づきながら、ゴミ拾いをしました。そのような経験を通して街を知り、スロープやエレベーターの場所を皆さんが把握しているだけで、車椅子ユーザーにとってはとても助かります。2020年のパラリンピックに向けて、このような取り組みを継続していけたらよいと思います。

  • 1 1972年ストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念して定められたもの。
  • 2 東京2020大会の持続可能性配慮を最大化するため、スポンサー各社の先進的・先導的取り組みを一体感をもって発信するとともに、各社の連携による持続可能性に配慮した取り組みの深化を図ることを目的として組織委員会内に設立されるネットワーク。
選手宣誓をする荒井選手 ごみを集める参加者1 ごみを集める参加者2