第7回エンブレム委員会を開催

12月8日、第7回のエンブレム委員会を開催しました。
会の冒頭に、前日に締め切ったデザイン募集の結果14,599作品(※1)という多くの応募があったことが報告されました。また、2段階で行われるデザインチェックにおける審査風景の一部をライブ配信(※2)することも決定しました。今回の主な議題として、年明けのエンブレム委員会での本審査の選考方法について最終議論をいたしました。3日間をかけて段階的に投票と議論を繰り返し、商標調査(※3)に進める作品を絞り込みます。エンブレム委員会メンバー全員が多様な視点で審査をいたします。

さらに、国民参画のあり方についても議論。具体的な実施方法の議論の前提として、参加の公正性に関する議論(※4)をふまえ、候補作品への意見を募る方向で意見交換がなされました。また、商標調査と作品公開のタイミング(※5)や類似著作物に対する考え方(※6)についても共有いたしました。具体的な国民参画の実施方法は引き続き議論することとなりました。

次回のエンブレム委員会は本審査を行う来年の1月7~9日です。年内に完了予定の形式チェックやデザインチェックの経過報告については、12月下旬に当サイトでご報告の予定です。

委員会の様子 委員会の様子 委員会の様子
※1 デザイン募集の結果について

応募数総計や居住地・国籍と年代別などについては、「デザイン募集の結果」をご覧ください。

(ファイルをダウンロード) デザイン募集の結果(アクセシビリティ対応)(PDF:83.1 KB)

1. 応募数総計 14,599

2. 区分別応募数

個人 12,900
グループ 1,699
総計 14,599

※グループ応募者の内、18歳未満が含まれるグループ応募件数 627件

3. 居住地・国籍と年代別(グループ応募の場合は代表者のもの)の応募数

10歳代 20歳代 30歳代 40歳代 50歳代 60歳代 70歳代 80歳以上 合計
国内居住の
日本国籍の方
677 1,845 2,970 3,476 2,709 1,684 581 95 14,037
国内居住の
外国籍の方
10 98 88 49 30 9 4 0 288
外国居住の
日本国籍の方
8 49 87 65 44 14 7 0 274
外国居住の
日本国籍の方
695 1,992 3,145 3,590 2,783 1,707 592 95 14,599

※代表者としての最高齢は107歳の方。

4. 応募者住所(グループ応募の場合は代表者の住所)

東京都内 4,141
東京都以外の国内 9,966
郵便番号が未入力の方 492
総計 14,599

※全国47都道府県から応募あり。

※2 デザインチェックの審査風景の一部ライブ配信について
  • ・配信方法とスケジュールについては、近日中にエンブレム選考特設ページで発表します。
    あわせて審査方法や審査員の紹介などの動画コンテンツも公開予定です。
※3 商標調査について
  • ・エンブレムが国内外で商標登録可能かの調査については、一定期間を要することから、複数の候補作品に対する調査を平行して行う必要があること。
  • ・商標調査には一定の費用と期間を要するため、多数の作品を調査にかけることは困難。1月9日のエンブレム委員会本審査で、商標調査に進める候補作品を絞り込む予定。
※4 参加の公正性についての議論ポイント
  • ・エンブレム委員会が公式に国民参画による審査を行う場合は、公正な参加が担保される方法で実施すべき。例えば、厳密に1人1票が守られないならば、人気投票のような直接的な参加方法は実施すべきではないのではないか。
  • ・候補作品を公開して作品への意見を広く募集することは、参画の機会であるとともに、エンブレム委員会の最終選考にも反映できるため大変意義深い。
※5 国民参加に必要な候補作品を公開するタイミングについて
  • ・法的な観点から、候補作品を公開するタイミングは、商標調査をクリアし、商標登録出願が完了した後になること。
※6 類似著作物に対する考え方について
  • ・著作権は、商標権のように行政庁への登録を必要とすることなく権利が発生するため、類似しているものがあるかどうかをあらかじめ完全に調べる方法は存在しないこと。
  • ・著作権とは著作物を無断で模倣、コピーされない権利であって、偶然類似している場合には著作権侵害とはならないこと。
  • ・よって、仮に採用作品と偶然に類似したものが発見されたからといって、直ちに著作権侵害となるわけではないこと。
  • ・応募者は、応募にあたり、第三者の著作権等を侵害していないことを確約してエントリーしていること。
  • ・応募要項において、制作過程の情報やスケッチ・デッサン等を確認することがありうる旨を伝達しており、採用候補作品の決定後において、必要に応じてこれらを取り寄せることも考えられること。