第19回理事会の開催結果について

公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(東京2020組織委員会)は、本日、第19回理事会を開催し、持続可能性に配慮した調達コードの策定についてなど3件を決議しました。また、「小中学生から募集したポスターの選考及び表彰について」や、「Tokyo 2020 アクセシビリティ・ガイドライン」 の最終承認についてなど12件の報告を行いました。

主な決議・報告事項は以下のとおりです。

持続可能性に配慮した調達コードの策定
持続可能性に配慮した運営計画を策定し、環境のほか、人権・労働等にも 配慮した大会運営を行うため、「持続可能性に配慮した調達コード」を策定し運用することが決議されました。これは、物品やサービスの調達において、経済合理性のみならず持続可能性にも配慮した調達を行うことを通じて、大会の運営主体としての社会的責任を果たすとともに、広く社会に持続可能性を重視する姿勢が定着するよう促すもので、持続可能性の観点から全ての物品・サービス等に共通して適用する基準や運用方法等を定めるとともに、木材、農産物、畜産物、水産物について個別基準を設定しています。
なお、持続可能性に配慮した調達コードの策定に際して、持続可能な調達ワーキンググループの秋月弘子座長が、理事会終了後の記者説明会において、以下のようにコメントしました。

「本日、持続可能性に配慮した調達コードが理事会で承認されたということで、このコード策定に関わった一員としてうれしく思っております。
この持続可能性に配慮した調達コードは、昨年の1月以来合計13回にわたり、持続可能な調達ワーキンググループを開き、検討を進めてまいりました。委員に環境・人権・労働・CSR・ISOなど専門の方々にお集まりいただき、例えば、外国人労働者の労働環境の問題など、過去大会ではあまり触れられなかったような内容を盛り込んだ幅広い内容をカバーする調達コードになったと思っております。
また、農・畜・水産物の個別基準も、学識経験者、農林水産省、生産者団体、市民団体など多くの方々にも検討に参加いただきました。まさに産官学民、全てのステークホルダーの方にお集まりいただきご意見を頂戴したという形になったと思います。その結果、農福連携や、エコフィードを活用した畜産物など、これまでの大会にない新しい視点も盛り込むことができたのではないかと思います。
今回調達コードが正式に承認されたことを受けまして東京2020大会で持続可能性という取り組みがさらに一歩進んだと思います。」

小中学生から募集したポスターの入賞作品が決定!
東京オリンピック・パラリンピック競技大会に対する興味喚起及び参加への意識付けを目的として、平成28年度に募集していたポスターについて、26,292点の応募をいただきました。メディア委員会の選考を経て、小学校、中学校、特別支援小学部、特別支援中学部よりそれぞれ金賞、銀賞、銅賞、入賞(小学校のみ)を選出しました。今後、大会関連のイベント会場や、自治体、パートナー企業の店舗など様々なところに展示されます。

「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」について
2017年4月から全国で本格展開する「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」について、プロジェクト推進体制や開始時の主な広報活動、参加者との継続的なコミュニケーションを図るための感謝カード配布等を報告しました。

都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト

「Tokyo 2020 アクセシビリティ・ガイドライン」の最終承認
東京2020大会の各会場とアクセシブル・ルート、輸送手段、組織委員会からの情報発信等に適用され るアクセシビリティ・ガイドラインが、IPC の最終承認を受けました。事前キャンプ招致を検討されている自治体や公共交通事業者など、幅広い方々の自主的なバリアフリー環境整備が進み、大会を契機とした共生社会の実現の加速を目指し、初めて一般公開します。

(ファイルをダウンロード)第19回理事会資料(PDF:5.0 MB)
理事会の様子 理事会の様子