「JFAこころのプロジェクト」10周年

アスリートが「夢先生」となり、夢を持つことやそれに向かって努力することの素晴らしさを子どもたちに伝える「JFAこころのプロジェクト」(主催:公益財団法人日本サッカー協会)が、本日10周年を迎えました。

このプロジェクトは2007年4月にスタートし、サッカー関係者から競技のジャンルを超え、多くのオリンピアン・パラリンピアンまで広がり、これまでに3千校以上の学校で、30万人を超える子どもたちが夢先生による「夢の教室」に参加しています。

本日都内で開催された記念パーティーでは、これまでに参加した夢先生を代表して有森裕子氏(オリンピアン・陸上/1992バルセロナ大会・1996アトランタ大会メダリスト)、松田丈志氏(オリンピアン・競泳/北京2008大会、ロンドン2012大会、リオ2016大会メダリスト)から、このプロジェクトを通じて、子どもたちに夢を持ってもらうことの素晴らしさが改めて伝えられました。

2011年の東日本大震災後には、日本サッカー協会、公益財団法人日本体育協会、公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)、一般社団法人日本トップリーグ連携機構の4団体が共同で、被災地の子どもを対象にした「スポーツこころのプロジェクト」を立ち上げ、多くの夢先生が、スポーツの力を通じた復興活動に尽力しています。

このプロジェクトには、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(東京2020組織委員会)からも複数の職員が夢先生として参加しており、そのうちの1人、スポーツ局所属の江上綾乃(オリンピアン・シンクロナイズドスイミング/シドニー2000大会メダリスト)は、記念パーティーへの出席後、次のようにコメントしました。

「私はこれまで、都内だけでなく東日本大震災の被災地など、様々な地域の学校で夢先生をさせていただきました。子どもたちには、スポーツはアスリートを目指す人や健康維持のためだけにあるのではなく、ルールを守ることや仲間と協力することの素晴らしさが大きな魅力であることも伝えてきました。
オリンピック・パラリンピックについても子どもたちにお話しするのですが、被災地の子どもたちも、東京2020大会を遠くで開催されるイベントとは思っておらず、とても楽しみにしてくれています。こうした子どもたちの声を聞くと、改めて大会を支えていることに責任を感じますし、今後もこのプロジェクトや大会準備を通じて、スポーツや夢が持つ素晴らしさを伝えていきたいと思います。」

夢教室での江上綾乃スポーツマネージャー 集合写真 挨拶する松田丈志氏