IPC理事会が東京2020パラリンピック競技大会の実施種目を決定

国際パラリンピック委員会(IPC)は、2017年9月4日、アブダビ(アラブ首長国連邦)で理事会を開催し、東京2020パラリンピック競技大会において、22競技537種目、選手数の上限が4,400名となることを発表しました。

IPCの発表の主なポイントは以下のとおりです。

  • 1,756名の女子選手枠が少なくとも確保され、ロンドン2012大会と比較して17%増となる。294名の混合枠により、さらに増える可能性がある。
  • 新たに東京2020大会から実施されるバドミントンでは14種目、テコンドーでは6種目が実施される。
  • リオ2016大会から新採用となったカヌーでは、ヴァー種目で3つのクラスが追加となり、合計9種目が実施される。
  • 障がいの程度が重いアスリートの参加機会を増やすというIPCのコンセプトに沿って、ボッチャでは、リオ2016大会から8名増えて116名の枠となる。
  • 14競技がリオ2016大会と同じ選手数で実施される。ボッチャ、カヌー、柔道、射撃、卓球、トライアスロン、車いすフェンシングは選手数が増える。
  • 陸上競技と水泳で種目数が減る一方、カヌー、射撃、卓球、車いすフェンシングでは種目数が増える。
  • 陸上競技、水泳、トライアスロンの最終的な種目の一覧は後日公表される。

22競技537種目は以下のとおりです。

アーチェリー (9種目)

  • 個人 W1(男子/女子)
  • 個人 コンパウンド(男子/女子)
  • 個人 リカーブ(男子/女子)
  • チーム W1(混合)
  • チーム コンパウンド(混合)
  • チーム リカーブ(混合)

パラ陸上競技 (168種目)

  • 今後決定されます。

バドミントン(14種目)

  • シングルス WH1(男子/女子)
  • シングルス WH2(男子/女子)
  • シングルス SL3(男子)
  • シングルス SL4(男子/女子)
  • シングルス SU5(男子/女子)
  • シングルス SS6(男子)
  • ダブルス WH(男子/女子)
  • ダブルス SL/SU(女子/混合)

ボッチャ (7種目)

  • 個人 BC1(混合)
  • 個人 BC2(混合)
  • 個人 BC3(混合)
  • 個人 BC4(混合)
  • 団体 BC1/BC2(混合)
  • ペア BC3(混合)
  • ペア BC4(混合)

カヌー (9種目)

  • KL1(男子/女子)
  • KL2(男子/女子)
  • KL3(男子/女子)
  • VL2(男子/女子)
  • VL3(男子)

自転車競技 (50種目)

トラック

  • C1-2-3 1km タイムトライアル(男子)
  • C1-2-3 500m タイムトライアル(女子)
  • C1-5 チームスプリント(混合)
  • C4-5 1km タイムトライアル(男子)
  • C4-5 500m タイムトライアル(女子)
  • C1 パシュート(男子)
  • C2 パシュート(男子)
  • C3 パシュート(男子)
  • C4 パシュート(男子/女子)
  • C5 パシュート(男子/女子)
  • C1-2-3 パシュート(女子)
  • B 1km タイムトライアル(男子/女子)
  • B パシュート(男子/女子)

ロード

  • H2 ロードレース(男子)
  • H3 ロードレース(男子)
  • H4 ロードレース(男子)
  • H5 ロードレース(男子/女子)
  • H2-3-4 ロードレース(女子)
  • C1-2-3 ロードレース(男子/女子)
  • C4-5 ロードレース(男子/女子)
  • B ロードレース(男子/女子)
  • T1-2 ロードレース(男子/女子)
  • H2 タイムトライアル(男子)
  • H3 タイムトライアル(男子)
  • H4 タイムトライアル(男子)
  • H5 タイムトライアル(男子)
  • H2-3 タイムトライアル(女子)
  • H4-5 タイムトライアル(女子)
  • C1 タイムトライアル(男子)
  • C2 タイムトライアル(男子)
  • C3 タイムトライアル(男子)
  • C4 タイムトライアル(男子/女子)
  • C5 タイムトライアル(男子/女子)
  • C1-2-3 タイムトライアル(女子)
  • B タイムトライアル(男子/女子)
  • T1-2 タイムトライアル(男子/女子)
  • H2-5 チームリレー (混合)

馬術(11種目)

チャンピオンシップ課目

  • 個人 - グレード I (混合)
  • 個人 - グレード II (混合)
  • 個人 - グレード III (混合)
  • 個人 - グレード IV (混合)
  • 個人 - グレード V (混合)
  • チーム - オープン (混合)

自由演技課目

  • 個人 - グレード I (混合)
  • 個人 - グレード II (混合)
  • 個人 - グレード III (混合)
  • 個人 - グレード IV (混合)
  • 個人 - グレード V (混合)

5人制サッカー (1種目)

  • 5人制サッカー(男子)

ゴールボール(2種目)

  • ゴールボール(男子/女子)

柔道(13種目)

  • 60kg級(男子)
  • 66kg級(男子)
  • 73kg級(男子)
  • 81kg級(男子)
  • 90kg級(男子)
  • 100kg級(男子)
  • 100kg超級(男子)
  • 48kg級(女子)
  • 52kg級(女子)
  • 57kg級(女子)
  • 63kg級(女子)
  • 70kg級(女子)
  • 70kg超級(女子)

パラパワーリフティング (20種目)

  • 49kg級(男子)
  • 54kg級(男子)
  • 59kg級(男子)
  • 65kg級(男子)
  • 72kg級(男子)
  • 80kg級(男子)
  • 88kg級(男子)
  • 97kg級(男子)
  • 107kg級(男子)
  • 107kg超級(男子)
  • 41kg級(女子)
  • 45kg級(女子)
  • 50kg級(女子)
  • 55kg級(女子)
  • 61kg級(女子)
  • 67kg級(女子)
  • 73kg級(女子)
  • 79kg級(女子)
  • 86kg級(女子)
  • 86kg超級(女子)

ボート (4種目)

  • PR1 1人乗り(男子/女子)
  • PR2 2人乗り(混合)
  • PR3 舵手付きフォア(混合)

パラ射撃 (13種目)

ライフル

  • R1 10m エアライフル 立射 SH1(男子)
  • R7 50m ライフル 三姿勢 SH1(男子)
  • R2 10m エアライフル 立射 SH1(女子)
  • R8 50m ライフル 三姿勢 SH1(女子)
  • R3 10m エアライフル 伏射 SH1(混合)
  • R4 10m エアライフル 立射 SH2(混合)
  • R5 10m エアライフル 伏射 SH2(混合)
  • R6 50m ライフル 伏射 SH1(混合)
  • R9 50m ライフル 伏射 SH2(混合)

ピストル

  • P1 10m エアピストル SH1(男子)
  • P2 10m エアピストル SH1(女子)
  • P3 25m ピストル SH1(混合)
  • P4 50m ピストル SH1(混合)

シッティングバレーボール (2種目)

  • シッティングバレーボール(男子/女子)

パラ水泳(146種目)

  • 今後決定されます。

卓球 (31種目)

  • シングルス C1(男子)
  • シングルス C2(男子)
  • シングルス C3(男子/女子)
  • シングルス C4(男子/女子)
  • シングルス C5(男子/女子)
  • シングルス C6(男子/女子)
  • シングルス C7(男子/女子)
  • シングルス C8(男子/女子)
  • シングルス C9(男子/女子)
  • シングルス C10(男子/女子)
  • シングルス C11(男子/女子)
  • シングルス C1-2(女子)
  • 団体 C1-2(男子)
  • 団体 C1-3(女子)
  • 団体 C3(男子)
  • 団体 C4-5(男子/女子)
  • 団体 C6-7(男子)
  • 団体 C6-8(女子)
  • 団体 C8(男子)
  • 団体 C9-10(男子/女子)

テコンドー (6種目)

  • K44 61kg未満(+K43) (男子)
  • K44 75kg未満(+K43) (男子)
  • K44 75kg以上(+K43) (男子)
  • K44 49kg未満(+K43) (女子)
  • K44 58kg未満(+K43) (女子)
  • K44 58kg以上(+K43) (女子)

トライアスロン (6種目)

  • 今後決定されます。

車いすバスケットボール (2種目)

  • 車いすバスケットボール(男子/女子)

車いすフェンシング(16種目)

エペ

  • 個人 カテゴリー A(男子/女子)
  • 個人 カテゴリー B(男子/女子)
  • 団体(男子/女子)

フルーレ

  • 個人 カテゴリー A(男子/女子)
  • 個人 カテゴリー B(男子/女子)
  • 団体(男子/女子)

サーブル

  • 個人 カテゴリー A(男子/女子)
  • 個人 カテゴリー B(男子/女子)

ウィルチェアーラグビー (1種目)

  • ウィルチェアーラグビー (混合)

車いすテニス(6種目)

  • シングルス(男子/女子)
  • ダブルス(男子/女子)
  • クアード シングルス (混合)
  • クアード ダブルス (混合)

森喜朗 公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長コメント

先程、東京2020パラリンピック競技大会の実施種目と選手数の上限に関するIPC理事会の決定連絡を受けました。パラリンピックも開幕まであと3年を切っており、選手数と、22競技中19競技で実施種目が決まったことは、喜ばしいと思います。
今回、女子選手の枠が、1,756人以上確保されることになり、過去最大となることが分かりました。男女のバランスがより意識され、東京2020大会を契機にパラリンピック・ムーブメントの更なる推進を図ろうとするIPCの戦略が垣間見えます。
日本でも最近注目を集めているボッチャ競技も、選手数の枠が増えることになりました。障がいの重いアスリートにも出場機会を増やしていこうというIPCの今回の決定は、大変重要なことと思います。
東京2020組織委員会としては、今回のIPC理事会の前に、コスト増加や会場数増加につながらないようIPCに申し入れをしていました。我々の意向を尊重し種目プログラムを検討いただいたことに、クレイバン会長、ゴンザレスCEOをはじめとする理事の皆さまに感謝申し上げます。