東京から世界へ、都市型スポーツ3x3の魅力を発信

競技の様子

2017年9月10日、六本木ヒルズにおいて、3人制バスケットボール競技(3x3:スリー・バイ・スリー)のプロリーグ「3x3 Premier EXE The Final」が開催されました。

3x3は、東京2020大会で初めてオリンピック種目として採用され、IOCの、若者や女性に都市部で気軽にスポーツを楽しんでもらおうというコンセプト「more youthful, more urban, more women」のもと推し進める都市型スポーツの代表格です。当日は多くの子供たちも含む25,308名の観衆が会場に詰めかけ、人が行き交う商業施設内でのハイレベルなプレーに多くの人々が足を止めていました。

会場で観戦していた30代日本人男女は、「食事をしに来たはずだったが、自然とプレーに見入り、気づけば丸々1試合を観戦していた。5人制バスケットボールより展開が速くて面白いし、間近で見ることができるので迫力がある。形式ばっておらず、DJなどもいて親しみやすい。」と話していました。

リーグを運営する中村考昭コミッショナーが「このリーグ運営にはもっとスポーツを身近にするという狙いがある」と話していることからも、より多くの人々が、普段触れることのないスポーツに触れる機会を人が集まる場所につくるという、まさに都市型スポーツを体現しているといえます。

3x3は、5人制のハーフコートで10分間の1本勝負で行われます。ショットクロック(ボールを保持したチームが制限時間内にシュートをしなければ相手ボールとなるルール)も5人制の半分の12秒で、得点は、2ポイントラインの外側からが2点、内側からが1点となっています(フリースローも1点)。また、ディフェンスが成功し攻撃権を得たら2ポイントラインの外側にボールを運ぶだけでそのままプレーが続くなど3x3特有のルールもあり、展開が非常にスピーディーな競技です。

この日、チームが優勝を果たした日本代表候補の岩下達郎選手も、「バスケットボール自体展開が速い競技だが、それが更にコンパクトになっている。観客とプレーヤーの距離も近いし、みんなが肌で感じられるスポーツの迫力っていうのが更に感じられる競技」と、3x3の魅力を語ってくれました。
同じく日本代表候補の落合知也選手は、3年後の東京2020大会に向け、「サッカー日本代表と同じぐらいのコールで、会場を日本一色にしてもらえれば僕たちのパフォーマンスも上がると思う。」と期待を口にしていました。

3x3は、世界初の地域プロリーグが日本で始まり、国際バスケットボール連盟(FIBA)に世界各地域で同じモデルを採用してほしいと思わせる、いわば日本を先駆けに発展を続けているスポーツです。東京2020大会でオリンピック競技としてデビューを果たし、リーグで培ったノウハウを活かしながら素晴らしい空間をつくることで、都市型スポーツの魅力を東京から世界へ発信していくこととなるでしょう。

競技の様子 競技の様子 競技の様子 競技の様子