パラアスリートインタビュー 山本篤選手

20 Questions & Answers

インタビューに応える山本篤選手 インタビューに応える山本篤選手
あなたの名前は?
山本篤です
あなたの出身地は?
日本 静岡県出身 掛川市
あなたは何の選手?
僕は「T42」というクラスの陸上選手です
はじめて出場したパラリンピックは?
初めて出場したパラリンピックは北京大会です
その時は何メダル?
銀メダル
リオでは何メダル?
銀メダル
その時の記録は?
6m62cm
競技をはじめて何年?
陸上競技を始めて5年です
始めたきっかけは?
始めたきっかけは、陸上競技用の義足がものすごくカッコよかったので僕自身もそれを履いて走りたかったから
試合前に必ずやることは?
あんまり決めてないです
跳んでる時、どこを見ている?
どこも見てないです。風景は見えてません。
走り幅跳びの魅力を一言で言うと?
距離をしっかり測ってもらえるので、自分の成長がわかる。
陸上とスノーボードと繋がるものは
今のところない。筋力をつけるというところに関しては同じ。
あなたの勝負飯は?
ありません
東京のイメージを一言で表すと?
都会だなって思います。
好きな言葉は?
挑戦
嫌いな言葉は?
やらない
山本篤を一言で表現すると?
いかつい
自国開催への期待は?
もの凄い期待があります。観客を満員にしたいです
2020年、あなたは何してる?
現役選手として金メダルを目指していると思います

インタビュー

同じ国においてパラリンピックを2回開催するのは東京が初めてとなりますが、⾃国開催の実感はありますか?
また、東京2020⼤会に向けての期待することを教えてください。

前回開催された東京1964⼤会は出場していないですし、聞いているだけですので、正直2回⽬という実感は無いですが、東京1964⼤会でオリンピックとパラリンピックが融合した起点となったいう印象は持っています。
オリンピック・パラリンピックが両⽅盛り上がるということは素晴らしいことだと思うんですよね。私が過去出場した3⼤会を振り返っても、全て盛り上がりを感じましたし、北京もロンドンも、観客席は満員でした。リオ2016⼤会は、最初は盛り上がるかどうかが不安だったんですけど、実際⾏ってみると満員とは⾔わないまでも盛り上がっていましたね。
東京もロンドンと同様に成熟した都市ですし、ここでパラリンピックが盛り上がらなければ、という危機感もあります。私⾃⾝思うのは、まずはパラリンピックというものを知っていただきたい。当然ですが、知らなければ⾒に⾏こうと思わないでしょうし、まずは知ってもらうことが⼤事だと思っています。
観る⽅にお伝えしたいのは、どの競技のどの選⼿が強いのかなど、競技や選⼿をより広く、深く知っていただくことで、多くの⽅にファンになっていただけると思っていますし、ファンを増やしたいという思いはあります。

東京2020組織委員会は、東京2020⼤会が史上最もイノベーティブな⼤会となることを⽬指しています。
過去3⼤会出場したアスリートの⽬線から考える、イノベーティブな⼤会とはどんな⼤会ですか?

難しい質問ですね(笑)
私⾃⾝はロンドン2012⼤会がウェルカムな状態であったという印象が⾮常に強いですね。
「ウェルカムな状態」を作るのは、おもてなし精神を持つ⽇本⼈であれば必ずできると思っています。
⽇本⼈のシャイな部分を表に出さずに、しっかりとコミュニケーションをとることで「輪」を作ることができれば素晴らしい状態が作れると思います。

東京2020組織委員会は、⼤会ビジョンに「スポーツには世界と未来を変える⼒がある」を掲げています。
⼭本選⼿が思うスポーツの⼒とは何ですか?

スポーツには⼈を明るくする⼒があると思っています。
スポーツを悲しそうな顔でやっている⼈は少ないですよね。もちろん、本気で取り組んだ結果負けて悔しいという想いは当然あるとは思いますけれど、スポーツを笑顔でやっている⼈が多いと思います。
私⾃⾝、障がい者となった時落ち込んだ時期もありましたが、どうしてこんなに明るくなれたのかということを振り返って考えてみると、スポーツがあったからこそだと思っています。
あと、スポーツをしていると国を超えた友情も芽⽣えますし、国同⼠が仲良くなかったとしても、スポーツをしている同⼠のつながりの中ではそんなことは全く関係ないですし、国と国との関係にまで変化をもたらすことができる、そんな⼒がスポーツにはあると思っています。

試合や練習で上⼿くいかないこともあると思いますが、そんな時はどう気持ちをコントロールしているのですか?

あまり深く考えないですね。もちろん深く考えるときは考えるんですけど、次の⽇に引きずらないようにしていますね。反省点がすぐ次の⽇に⽣かせるとは限らないですし、⻑い⽬で⾒て、⾃分にとって何が⼤切なのかを⾒極めるようにしています。
あとは、⽇々の練習から勝負をするということですね。私は現在、学⽣と練習をしているのですが、タイムが近い選⼿と⽇々勝負をして勝った、負けたという気持ちを持ちながら取り組むんでいることが私の強みだと思いますね。

先ほどの⼭本選⼿のお話しの中にファンを増やしたいとありましたが、私たち東京2020組織委員会も同じように思っています。
パラリンピック競技を知らない⼈たちに伝えたい競技の魅⼒や観戦のポイントは何ですか?

⼤きいのは、⼈は誰しも挫折を経験するものですけど、私たちパラリンピック選⼿はそれが⽬に⾒えてあるということですね。
⽬に⾒える挫折を克服して、さらに上を⽬指している、ということはパラリンピック選⼿の⼀つの特徴と思えます。
また、⾞いすや、義⾜などの、速さや、⾶ぶ⼒といった、競技専⽤の機械的な部分の魅⼒にも注⽬してほしいですね。